山川穂高が2球団開幕4番弾 不祥事で公式戦から遠ざかるも545日ぶりアーチで小久保監督に1勝プレゼント

スポーツ報知

7回無死、山川穂高が右中間へ本塁打を放つ(カメラ・朝田 秀司)

◆パ・リーグ オリックス1―3ソフトバンク(29日・京セラドーム大阪)

 開幕から「どすこ~い」とポーズを決めた。ソフトバンク・山川穂高内野手(32)が鷹の一員として迎えた初戦で決勝ソロを放った。1―1の7回無死。宮城の外角直球に腕を伸ばし、打球を右中間レストラン席上部のフェンスにブチ当てた。「思ったより普通に臨めました」と息をついた。

 西武時代の19年以来となる複数球団での“開幕4番弾”。この日、先に達成した中日・中田から遅れること5分。球団を開幕戦8年連続勝利にも導き「自分のベストスイングの結果そうなって良かった」と喜んだ。

 緊張を力に変えた。「開幕1打席目はもちろん、ホーム開幕戦、西武(ベルーナD)に帰った1打席目。区切り区切りで緊張感とか高揚感とか、ワクワクドキドキってつきまとうもの」。昨季は不祥事でほぼ1年間、公式戦から遠ざかった。FA移籍を選択して、古巣とのオープン戦で大ブーイングも浴びた。逆風に心折れることなく、22年10月1日のソフトバンク戦以来545日ぶりのアーチを架けた。

 最後の打者の一邪飛を捕球し「そういえば、と気づいて…」と初采配の小久保監督にウィニングボールをプレゼント。指揮官も「宮城からは取れても2点かなと思っていた。その2点目がああいう形で」と新戦力に感謝した。(田中 昌宏)

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