
◆オープン戦 日本ハム5―1巨人(16日・エスコンF)
7戦ぶりに白星を手にしても、日本ハム・新庄剛志監督(52)に笑顔はなかった。「努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬。この一瞬を、若林くんはちょっとモノにできなかった。足を痛めてね」。阿部巨人に快勝後、開口一番で新戦力に苦言を呈した。
指摘した場面は初回だ。「1番・二塁」で起用した若林が、四球で出塁後に左太もも裏を痛めて緊急交代し札幌市内の病院へ直行。巨人からトレードで加入し、12日の合流初日から2戦連続で先発起用するなどチャンスを与えてきた指揮官は「で、代わった石井くんが(直後に)打つ。プロの世界は厳しい」と説明した。
さらに浅間も、14日・広島戦の打席中に右手首を痛めたことが判明。「2軍です。他の選手は『よしチャンス』と思わないと」。負傷者続出に泣いた昨季を知るだけに、心を鬼にした。(堀内 啓太)