
◆パ・リーグ オリックス3―5日本ハム(20日・京セラドーム大阪)
今季ワーストの4連敗にも、オリックス・中嶋聡監督(54)は不敵な笑みを浮かべた。「頑張ってやるしかないと思いますし。まあいろいろ(選手が)いなくなってきたけど、別にこれで終わったわけではないんで…」。6戦白星がなく、首位・ロッテと2・5ゲーム差。シーズン序盤に訪れた正念場にも、あえて前を向いた。
アクシデントが相次いだ。先発予定だったエース・山本が発熱で登板を回避。昨年11月の右肘手術から復帰した竹安が、代役として今季初登板先発した。その右腕も2回、先頭の上川畑に3ボールとしたところで、右肘に違和感を訴え、1回0/3、わずか28球で緊急降板した。急きょリリーフした山田が上川畑を歩かせ、矢沢にも左前打でつながれると、1死一、二塁で野村に2点二塁打を浴び、先制を許した。
「こういうこと(登板回避や負傷降板)の後なので、そこは責めるわけにはいかない。その中でいろいろと頑張ってくれている」と指揮官はナインをかばったが、4回途中からマウンドに上がった村西も2回1/3を3失点。打線は8回に頓宮と若月の適時二塁打などで反撃したが、6試合連続の3得点以下となった。
ここまで7本塁打のゴンザレスが右足人さし指を骨折。左ふくらはぎ痛で離脱中の杉本、コンディション不良の宗ら主力に故障が相次いでいる。「今、ケガしているメンバーがフルなのか。これから出ていくメンバーがフルになるのか。だから、出ているやつらが一生懸命頑張ってくれたら」と中嶋監督。3連覇&連続日本一に向け、一丸野球で乗り越えるしかない。(表 洋介)