
開幕投手に内定済みの日本ハム・加藤貴之投手(30)が13日、開幕戦での楽天・田中将大との投げ合いに向けて「ふさわしい、という感じ。相手は開幕戦や大舞台に慣れている。自分がのまれないよう、いい緊張感で投げたい」と表情を引き締めた。
昨年4月19日の楽天戦(楽天生命)では田中将との投げ合い、9回90球完封で100球未満完封の「マダックス」を達成。「カドックス」の愛称がクローズアップされた。それでも「あれはたまたま。過去の話」と心に隙はない。
今キャンプでは初日からブルペンで138球を投げ、新球ツーシームも試すなど順調な仕上がりを見せており、23日のロッテ戦(名護)で今季実戦初登板を迎える。「0点で抑えていけば負けはない。新球場のことも意識して、責任を持って粘り強く投げていきたい」。本拠地移転元年の開幕戦。左腕のギアが、また一段上がった。(堀内 啓太)