【楽天】松井裕樹が海外FA権行使決断、メジャー&国内球団の争奪戦ゴング…球団残留へ4年16億円準備

スポーツ報知

5番手で登板した松井裕樹(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天0―5ロッテ(10日・楽天モバイル)

 楽天・松井裕樹投手(27)が海外フリーエージェント(FA)権を行使することが10日、分かった。通算236セーブを誇るサウスポーに対し、日米複数球団が獲得に乗り出す公算が大きく、かねて憧れてきたメジャー、残留を含めた国内球団の争奪戦に発展しそうだ。

 球界トップのクローザーが、海外FA権を行使する決断を下した。松井裕は今季最終登板となったロッテ戦では9回に登板し1回無失点に抑えたが、敗戦に笑顔はなかった。ここまで育ててくれた楽天に対して愛着がある一方で「さらに自分が成長できる場所」を求めて新たなステージを目指すことになりそうだ。

 今季は59試合で2勝3敗、防御率1・57、39セーブで2年連続の最多セーブのタイトルを獲得した。150キロ超の直球に加えて140キロ台の高速フォークとキレ味鋭いスライダーを武器に、今年4月にはNPB史上9人目の200セーブを史上最年少で達成。順調にキャリアを積み重ね、日本を代表する左腕に上り詰めた。

 9月16日のオリックス戦(京セラD)ではヤンキース、Rソックス、カブスなど9球団が視察。10月に入ってもパドレスの球団幹部が最終チェックに訪れていた。3月のWBCでは公式球の対応に苦しみ、1試合の登板に終わったことでメジャー球との相性に懐疑的な意見もあるが、あるナ・リーグのスカウトは「早くから準備すれば必ず対応できるようになる」と明言。評価は不変だとした上で、正式オファーを準備している。奪三振率11・30は日本人の救援ではダントツで、左の中継ぎが少ない球団にとっては重宝されるはずだ。

 また、代理人は、フィリーズやDバックスなどでGM補佐を歴任した米大手エージェンシー、WME社のブライアン・ミニティ氏と契約したことも判明。

 楽天は長年チームを支えてくれた守護神に対し、4年16億円規模の大型契約を準備。宣言残留も認めた上で交渉に臨む構えだ。松井裕の正式な宣言をもって、国内球団を含めた争奪戦のゴングが鳴る。

 ◆松井 裕樹(まつい・ゆうき)1995年10月30日、横浜市生まれ。27歳。桐光学園から13年ドラフト1位で楽天入り。174センチ、74キロ。左投左打。家族は妻で女優の石橋杏奈との間に1男1女。推定年俸2億5000万円。

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