
日本ハムの新人合同自主トレ(千葉・鎌ケ谷)は13日、第2クール初日を迎えた。ドラフト2位・金村尚真投手(22)=富士大=は、全国高校サッカー選手権で初優勝を飾った母校・岡山学芸館の後輩たちに負けない活躍を決意。高校時代から続けてきた風呂場で仲を深める“風呂ニケーション”も武器に、飛躍のヒントを見つけていく。
第1クールの疲れを感じさせない。ドラ2・金村はダッシュや屋外ノックで軽快な動きを披露。笑顔は尽きない。9日、母校・岡山学芸館サッカー部が全国制覇を達成。大会期間中から結果を気にしていた右腕は「頑張ってるなって。自分ももっと頑張って活躍したい」と大きな刺激を受けた。
思い入れがある。沖縄・豊見城中時代に軟式野球で日本一に輝き、U15日本代表にも選出。全国からスカウトがあった中「活躍する前から声を掛けてもらっていた。一番必要とされたチームに行きたい」と選んだのが母校だった。特にサッカー部とは寮が同じで「風呂もご飯の時間も一緒。すごく仲が良かった。担任の先生もサッカー部のコーチだった」と懐かしんだ。
入寮から5日。即戦力の呼び声高いルーキーは意外な一面も明かした。「一人で風呂に入れない。孤独が嫌。コミュニケーションを取りながら湯船につかりたい」。高校時代から変わらない金村流の習慣。入寮後は同学年の矢沢や奈良間を誘って連日風呂場に向かっており「体キテる? とか確認して。仲は良くなっている」と満足気だ。
第2クール中にはブルペン入りも予定。球速アップをテーマに掲げている。抜群の制球力が武器の本格派は「球が速い投手は周りにたくさんいる。いろいろな人に聞いて、どんどん盗んでいけたら」。距離が縮まったのはまだ一部。先輩や同期に、聞きたいことは山ほどある。得意の“風呂ニケーション”が本領を発揮するのはこれからだ。