
◆パ・リーグ ソフトバンク7―5西武(12日・福岡ペイペイドーム)
4時間6分の熱戦を守護神が締めた。2点リードの9回、モイネロが3者凡退で22セーブ目。10試合連続無失点で防御率0・79となった。2位西武との直接対決3連戦に先勝。ソフトバンクが下位に1ゲーム差をつけたのは9日ぶりだ。
藤本監督は「(一つ勝つことが)ホンマ、しんどいわ。本当は藤井を休ませたかったんだけど、素晴らしい投球をしてくれた」と“中継ぎエース”をたたえた。リードを4点に広げた直後の8回。泉が1点を失い、なおも無死一、三塁とされ、藤井を投入。犠飛で1点を奪われたが、若林、源田を連続三振でピンチを脱した。「与えられた場所で、与えられた仕事をするだけなので」。広島を自由契約となり、独立リーグを経てNPBに復帰した右腕が、9試合連続自責点なしで防御率0・94とした。
6回は変則左腕の嘉弥真が2死三塁で登板し、呉念庭を空振り三振。23試合連続無失点で同0・79とした。防御率0点台のリリーフが3人もいる最強ブルペン陣。彼らの存在がある限り、大混戦の先頭を走る藤本ホークスが崩れることはない。(中村 晃大)