【日本ハム】「きつねダンス」最大のポイントは飛び切りのスマイル…ダンス経験ありの記者が踊ってみた

スポーツ報知

ファイターズガール・辻菜穂子さん(右)からきつねダンスのレッスンを受ける内藤菜月記者(カメラ・小林 泰斗)

 日本ハムのチアリーダー「ファイターズガール」が踊る「きつねダンス」がフィーバー状態だ。球界を飛び出すほどの人気は、なぜ、どのように過熱していったのか―。そして当事者はどう感じているのか。ダンス経験のある内藤菜月記者が仕掛け人の球団職員・尾暮沙織さんを取材し、「きつねダンス」を体験して魅力に迫った。

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 なぜ多くの人が「きつねダンス」のとりこになるのか。高校3年までダンスに取り組んできたからか、気になって仕方なかった。ダメ元で体験を申し込むと快くOKを頂き、人気の理由を探るべく札幌に向かった。

 ファイターズガールに直接教えてもらうと、気づきがあった。一見複雑そうに見えるが、実は、6つの動きからなる2パターンの振り付けを交互に繰り返すだけ。難しい動きはなく、簡単に踊れることに驚いた。

 ダンスを考案した尾暮さんは「オリジナルの振り付けが非常にキャッチーで、とても親しみやすい動きをしていたので、そのまま生かしたいと思った」と語る。耳やしっぽを揺らしながら踊り、首をかしげたり手首を曲げるといったアレンジを加えて、親しみやすさや、あざとさを感じさせていた。

 SNSが普及した今、簡単に動画を投稿して誰もが視聴できる。それによって、多くの人がマネできる振り付けのダンスが増えた。「きつねダンス」はまさに、現代にマッチしたエンターテインメントだった。

 ただ、実際に踊ってみると“本家”とは何かが決定的に違う…。振り付けはマネできても、恥ずかしさがあったからか、とにかく表情が硬い。辻さんは飛び切りのスマイルで踊っていた。「きつねダンス」最大のポイントは、あのはじけるような笑顔だった。

 もう一つ、流行の理由を実感した。球場記者席に場所を移し、3回終了後に曲が流れると、球場の雰囲気が一変。幅広い世代が耳を着け、ホームもビジターも関係なくリズムに乗る。今、プロ野球は声を出しての応援ができない。だからこそ、コロナ下で一体感を味わえる「きつねダンス」が、万人を魅了するのだと感じた。(内藤 菜月)

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