ライフスタイルブランド「BAYFLOW」が3月25日からパ・リーグの4球団(東北楽天ゴールデンイーグルス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、オリックス・バファローズ)をテーマにしたファッショングッズを発売。「Pacific BAYFLOW」と題し、プロ野球とパ・リーグを日常に感じることができるアパレルなどが登場した。
30代から40代の男女をターゲットとしている「BAYFLOW」は、ナチュラルでヘルシーなライフスタイルを提案するブランド。これまでは特に「海」「サーフィン」がデザインのメインだったが、そこからさらに「アウトドア」「スポーツ」を楽しむ世界観を広げたいというブランドの方針が今回パ・リーグ球団とのコラボレーション企画に結びついたという。
開発に携わったメンバーに野球ファンが多く、BAYFLOWメンズ商品企画の甲斐貴敏さんは「野球に携ることは常々したいと思っていて(パ・リーグ球団コラボと聞き)二つ返事でやらせてください、と答えました」と経緯を振り返る。

発売された「Pacific BAYFLOW」はアパレル・雑貨が8アイテム。コンセプトについてBAYFLOWメンズデザイナーの増矢旨宏さんは「BAYFLOWは西海岸カジュアルのイメージがすごく強いブランド。西海岸っぽい、陽気で元気な雰囲気を各球団さんで表現できたら」と話す。
4球団をBAYFLOWらしいデザインに反映するべく、デザイン事務所SHARESのアートディレクター・RUUU SEARTさんと、グラフィックデザイナーの和田武史さんの2名を起用。

RUUU SEARTさんは「球団それぞれのイメージや思いを尊重しながら、“Pacific” というテーマをもとに、カリフォルニアの西海岸を意識して“暖かな日差し”、“穏やかな海”、“リラックス”を感じられるようなデザインにしました。アパレルとのコラボということで身につけたり、お部屋に飾ったりと、より球団を身近に感じられるようなデザインに落とし込みました」とコメント。「特にバンダナ柄は細部までこだわりモチーフを描いていますのでぜひ各球団のデザインをご覧いただければ」と各球団の象徴であるイヌワシ、ライオン、カモメ、バファローがやわらかなタッチで描かれている。

一方、和田さんは「パ・リーグ4球団のグラフィックを自由にデザインしました。野球ファンそれぞれの推しのチーム同様に末長く愛着の湧くデザインを考えて、元々肌着だったTシャツがプリント技術の発達で、チームスポーツやファッションを楽しむアイテムに進化した頃の、50~60年代のビンテージなデザインに落とし込みました」とコメント。「いつでも好きなチームの服を着て、スポーツとファッションを楽しんでください」と、和田さんの描き下ろしデザインはコーチジャケットのバックプリントに用いられている。

素材と色にもこだわった。クラシカルなユニフォーム風がかっこいいチアーシャツは「古着、アメカジベースの視点で素材選定をしている」(増矢さん)と綿麻を使用することで従来の応援ウェアとは違った印象に。
色についても増矢さんは「球団カラーをちょっとBAYFLOWっぽい色で表現したかった」と、ぬくもりを感じさせるワイン(東北楽天ゴールデンイーグルス)、ブルー(埼玉西武ライオンズ)、チャコール(千葉ロッテマリーンズ)、ネイビー(オリックス・バファローズ)の4色を各商品に採用した。

コーディネートのコツも聞いてみた。キーワードはトレンドの“オーバーサイズ”。シャツやコーチジャケットはいずれも今風のゆったりと着こなせるサイジングで、甲斐さんは「アイコンシャツは羽織としても着ていただくのがいいですかね。チアーシャツは中に長袖のTシャツをあわせてもらって」とおすすめしてくれた。BAYFLOWメンズ商品企画の杉本寛行さんも「応援でも着れると思うんですけれども、普段もカジュアルに着てもらえるアパレルだと思います」と自信を見せた。
「BAYFLOWは野球を応援しています!」(杉本さん)と話す通り、どの商品にも野球とパ・リーグ球団への敬愛が込められている。ぜひパ・リーグをファッションの側面からも楽しんでほしい。
Pacific BAYFLOW 販売概要



◇販売場所
東北楽天ゴールデンイーグルス
楽天イーグルスオンラインショップ
楽天イーグルス チームショップ
埼玉西武ライオンズ
ライオンズストア オンライン
ライオンズ チームストア フラッグス
千葉ロッテマリーンズ
千葉ロッテマリーンズオンラインストア
マリーンズストア ミュージアム店
オリックス・バファローズ
オリックス・バファローズ公式オンラインショップ
Bs SHOP

BAYFLOW店舗
全国のBAYFLOW店舗
公式WEBストア .st(ドットエスティ)
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文・菊地綾子