
日本ハムは8日、近藤健介外野手(29)が今季取得したFA権を行使する意思を球団に伝え、申請書類を提出したと発表した。かねて本格調査していたオリックスは4年以上の、ソフトバンクは4年20億円程度の大型契約を準備し獲得へ本腰を入れたことが、分かった。さらにロッテと西武も獲得に乗り出したことが判明。慰留する日本ハムを含め、パ・リーグ5球団での争奪戦の様相だ。近藤は10日に「FA宣言選手」として公示され、翌11日から他球団と交渉可能になる。
ロッテも日本ハム・近藤の獲得に乗り出す。近藤は千葉県の出身で小学6年時にはマリーンズジュニアに選出された経験もある。チームは今季5位と低迷。レアード、マーティンら外国人の不振も影響し、リーグ5位の打率2割3分1厘に終わった打線の強化は最も重要な課題となっている。6年連続出塁率4割以上と抜群の安定感を誇る好打者は、チームの補強ポイントとも合致しており、球団は水面下で調査を行ってきた。FA選手の獲得となれば、19年オフの美馬、福田秀以来となる。吉井新監督の下で悲願のリーグVを果たすため、争奪戦に挑む。また、外野手を固定できなかった西武も、近藤に関心を示している。