
20日に行われたプロ野球ドラフト会議で楽天から4位指名を受けた東農大北海道・伊藤茉央投手(4年)は21日、一夜明けの心境を語った。
東農大北海道の伊藤は、一夜明けた21日、網走市内のグラウンドで練習し、大学生活の総決算となる明治神宮大会(11月18日開幕)での優勝を誓った。
返しきれないほどの祝福メッセージが届いたという20日夜は、福島県に住む両親と喜多方高時代の恩師に報告。「安心しました」と笑顔を見せたが、気持ちはすでに神宮大会に集中している。「大学では全国制覇を一番の目標にやって来ました。プロという目標はその過程の中にあった。最後に成し遂げたいです」と意気込んでいる。
高校を卒業する前に、東農大(東京・世田谷区)の練習に参加したのがきっかけで、まったく縁のなかったオホーツクのキャンパスへ。朝は7時に寮を出て、登り道を走って6キロ先のグラウンドへ向かう。夕方練習が終わると、また走って帰る。遊ぶところがない大学生活はまさに野球漬けの日々だ。「毎日自分と向き合い、野球に気持ちを持って行けたのが大きかったと思います」
最大の課題は最速148キロの直球の精度を高めていくことだ。「低めを投げると垂れてきてしまう癖を直すため、強い球を投げ続ける練習をしたい」。一息つくのはまだ先だ。(甲斐 毅彦)