清水隆行氏 日本シリーズの見どころは「オリックス投手陣とヤクルト打撃陣との戦い」キーマンは山本由伸

スポーツ報知

パーソル賞を受賞したオリックス・山本由伸(カメラ・義村 治子)

 ◆2022 パーソル クライマックスシリーズ パ 最終S第4戦 オリックス3×―2ソフトバンク(15日・京セラドーム大阪)

 オリックスの強さはやはり投手力ということになるのだろう。山本を中心とした先発陣も、宇田川、山崎颯らリリーフ陣も球に力がある投手がそろっている。

 攻撃では、吉田正の存在が大きい。吉田正は率も残せ、長打も打てるだけではなく、四球も取れる日本を代表する打者だが、その4番打者の前を打つ中川圭の存在も大きい。いろいろな球種にいろいろな対応の仕方ができる打者だ。吉田正の2ランを呼んだ安打は和田のスライダーを詰まりながらも左前に運んだ。中川圭らしい安打だった。

 ヤクルトとのシリーズでは吉田正は徹底マークを受け、勝負を避けられるケースもあるだろう。そうなると、前後を打つ打者が勝負のポイントになる。中川圭と杉本だ。杉本はシーズン中、少し苦しんだが、CS最終Sを見た限りではボールがセレクトできている。中川圭と杉本の状態がよければ、オリックスの得点力はグンと上がるはずだ。

 シリーズの見どころだが、「オリックス投手陣とヤクルト打撃陣との戦い」になるのではないか。鍵を握るのは山本だ。短期決戦では“入り”が重要。山本がヤクルト打線にダメージを与える投球ができれば、流れが来る。山本はただ勝つだけではなく、2戦目以降に影響を与える抑え方ができる投手だ。初戦が勝負と見る。(野球評論家・清水隆行)

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