
◆パ・リーグ 楽天2―5オリックス(2日・楽天生命)
オリックスが143試合目での大逆転で、昨年に続くリーグ連覇を達成した。2位で迎えた最終戦を鮮やかな逆転勝ち。楽天に勝利し、ソフトバンクがロッテに敗れることだけが優勝の条件だった。
ソフトバンクより先に試合を終えたため、ベンチ前で勝利のハイタッチをかわした後、ナインはその場に立ち尽くしたまま、バックスクリーンに映し出されたソフトバンク対ロッテ戦を見守った。勝利から約2分後、ソフトバンクの敗戦が決まると笑顔で跳びはね、歓喜のウォーターシャワーをまき散らしながら、マウンドに大きな輪を作った。昨年は全日程を終了した2日後、ロッテの敗戦によって無観客の京セラドームで歓喜を迎えたが、今年も一度もマジックを点灯させることなく決めた頂点。V2ナインの輪の中心で中嶋監督が5度、宙を舞った。
この日は、先発の田嶋が4回途中2失点で降板。しかし、2点を追う5回に無死満塁の絶好機から伏見が右前適時打を放つと、福田が左翼線へ2点適時打で続いた。相手エース・田中将を集中打で攻略し、逆転に成功した。その後は継投で無失点にしのぎ、逃げ切った。
優勝後の球場インタビューで、中嶋監督は「本当にこんなことが起こるのか、信じられない気持ち。最後の試合で決まるとは、全然思っていなかったし、選手が、皆がよく頑張って、この勝利をつかんでくれた。本当にありがとうと言いたい。(ファンに)やっと見せられたのかなと思う」と昨年果たせなかった、ファンの前での優勝をかみしめた。