【日本S】鷹、高橋礼が7回1安打無失点 7回途中までノーノーも「絶対に無理だと思ってた」

Full-Count

2019.10.20(日) 22:38

福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

「逃げるならとことん逃げる。攻めるところはとことん攻めることを考えていた」

■福岡ソフトバンク 6-3 巨人(日本シリーズ・20日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの高橋礼投手が7回1安打無失点の快投で2連勝を呼び込んだ。20日、ヤフオクドームでの巨人との日本シリーズ第2戦。5回までパーフェクト、6回までノーヒットノーランの快投。大記録こそ逃したものの、7回を1安打に封じ「緊張はしましたけど、それよりも楽しむことができた」と笑顔で好投を振り返った。

 序盤から巨人打線を手玉に取った。初回を3者凡退に封じると、5回まで1人の走者も許さなかった。6回先頭の若林に死球を与えて完全が途切れる。7回2死で岡本に初めての安打となる左前安打を浴び、無安打も逃した。それでも「絶対に無理だと思っていたので打たれた後のことしか考えてなかった」と気落ちすることはなし。阿部をボテボテの三ゴロに封じて、窮地を凌いだ。

 大舞台でのマウンドで「逃げるならとことん逃げる。攻めるところはとことん攻めることを考えていた」と、相手打者に対して中途半端にならないことを心がけた。その結果が7回をわずか1安打に封じる快投に。鷹のサブマリン右腕が3年連続日本一に向けて、大きな2勝目をもたらした。

(Full-Count編集部)

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