【ファーム】高濱卓也第3号ソロなど6得点も、投手陣崩壊で千葉ロッテが惜敗

パ・リーグ インサイト

2019.9.22(日) 17:01

千葉ロッテマリーンズ・高濱卓也選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・高濱卓也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月22日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと横浜DeNAのイースタン・リーグ公式戦、第22回戦は千葉ロッテが6対8で敗れ、首位・楽天との差が3.5に広がった。

 千葉ロッテは初回、2番・和田康士朗選手と4番・安田尚憲選手のヒットなどで2死1,3塁のチャンスを得ると、5番・香月一也選手の走者一掃のタイムリーで2点を先制したが、直後の2回表に千葉ロッテの先発・成田翔投手が大きく崩れる。先頭の6番・山本祐大選手にヒットを許すと、その後3者連続で四死球を与えて1点を献上。さらに2つの犠飛で一気に逆転を許し、この回で降板した。

 逆転された千葉ロッテは、3回裏、3番・三家和真選手が出塁すると、4番・安田選手のヒットや敵失などで1死満塁のチャンスを迎える。続く6番・バルガス選手の犠飛や8番・宗接唯人選手のタイムリーなどでこの回一気に3点を奪い、再びリードを握る。

 しかし2点のリードを持った千葉ロッテは、5回から登板した永野将司投手が四球と味方の失策などで1死1,2塁のピンチを作り、鎌田光津希投手に交代。鎌田投手は6番・山本選手、7番・宮本秀明選手の連打を浴び、同点に追い付かれる。

 直後の5回裏、千葉ロッテは代打・高濱卓也選手の3号ソロで勝ち越しに成功するも、6回表に鎌田投手が4つの四球を与えて押し出しで1点を失うと、代わった関谷亮太投手は代打・嶺井博希選手にタイムリーを許し、スコアを8対6とされる。

 2点ビハインドで迎えた最終9回裏、千葉ロッテは横浜DeNA・中後悠平投手の前に、3者凡退に倒れて試合終了。6対8で敗れた。なお試合後は二軍最後のホームゲームとなった福浦和也選手の引退セレモニーが行われ、千葉ロッテの選手に加え、以前千葉ロッテに在籍した中後投手も加わって、背番号にちなんだ9回の胴上げが行われた。

  123456789 計
デ 030023000 8
ロ 203010000 6

デ ○勝又温史-進藤拓也-砂田毅樹-平田真吾-S中後悠平
ロ ●成田翔-石崎剛-永野将司-鎌田光津希-関谷亮太-土居豪人 

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文・後藤万結子

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