9月21日、タマスタ筑後で行われた福岡ソフトバンクと広島のウエスタン・リーグ公式戦、第33回戦は、8対3で福岡ソフトバンクが勝利。20日にウ・リーグ優勝が決まった福岡ソフトバンクが、王者の力を見せつけた。
福岡ソフトバンクが序盤から猛攻を見せた。1回裏、2番・九鬼隆平選手が三塁強襲安打で出塁すると、4番・コラス選手が特大の11号2ランを描き、2点を先制。2回裏には、7番・三森大貴選手が三塁打で好機を作り、続く増田珠選手の犠飛で追加点を挙げると、九鬼選手の5号2ラン、上林誠知選手の1号ソロ、栗原陵矢選手の適時二塁打で、この回一挙5得点。広島先発の山口翔投手を捉え、7対0と一気に突き放した。
福岡ソフトバンク先発の大竹耕太郎投手は、初回から2イニング連続で3者凡退に抑えていたが、3回表に味方の失策などで2失点。4回表は、2番手の中田賢一投手が4者連続四球と制球が定まらず、広島に3点を返された。
4点リードの福岡ソフトバンクは、5回表を岩嵜翔投手、6回表を石川柊太投手が無失点でつなぐと、6回裏に九鬼選手の本日2本目となる6号ソロで8点目。7回表から2イニングを杉山一樹投手、9回表を椎野新投手がそれぞれ無失点で抑え、8対3で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、14安打4本塁打8得点と打線が爆発。先発の大竹投手、2番手の中田投手が崩れる場面もあったが、5回以降はリリーフ陣が無失点でつなぎ、快勝した。
123456789 計
広 002100000 3
ソ 25000100Ⅹ 8
広 ●山口翔-遠藤淳志
ソ 大竹耕太郎-中田賢一-岩嵜翔-石川柊太-○杉山一樹-椎野新
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