9月21日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われた北海道日本ハムと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第18回戦は、延長戦の末6対10で巨人が勝利した。

　序盤から試合は大きく動いた。北海道日本ハム先発の吉川光夫投手は1回表、2死から3本の二塁打を許し、3失点と非常に苦しい立ち上がり。しかし打線は直後の1回裏、今井順之助選手の適時二塁打と内野ゴロで2点を返すと、万波中正選手に14号2ランが生まれ、4対3とすぐさま試合をひっくり返した。

　この流れに乗りたい投手陣だったが、4回表に2番手の立田将太投手が立岡宗一郎選手のソロで同点とされると、6回表には柿木蓮投手が勝ち越し弾と適時打を浴び、2点を追う展開となった。

　なんとか食らいつきたい打線は6回裏、谷口雄也選手が左翼へ5号ソロを放ち、1点差に迫ると、続く7回裏には今井選手にこの試合2本目となる適時打が生まれ同点に。試合はそのまま延長戦に突入した。

　北海道日本ハムは10回表、6番手の生田目翼投手が捕まった。制球が乱れ、1死満塁のピンチを招くと、吉川大幾選手に勝ち越し適時打を浴びる。その後も、2点適時打と内野ゴロで3点が加わり6対10。そのまま試合終了となった。

　北海道日本ハムは2度のビハインドを追い付いたが、生田目投手がまさかの大乱調。延長10回表に一挙4点を失い、敗戦した。

　 １２３４５６７８９10 計
巨 ３００１０２０００４ 10
日 ４００００１１０００ ６

巨 クック-髙井俊-橋本篤郎-山川和大-池田駿-田原誠次-○鍬原拓也- 堀岡隼人
日 吉川光夫-立田将太-柿木蓮-福田俊-井口和朋-●生田目翼

文・山下虎太郎

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