9月20日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第24回戦は、1対0で福岡ソフトバンクが勝利。緊迫した投手戦を制し、連勝を飾った。
6月4日以来の登板となった福岡ソフトバンク先発のバンデンハーク投手は、初回から2イニング連続で3者凡退に抑える立ち上がりを披露。すると打線は3回裏、四球と犠打でチャンスを作り、今宮健太選手の適時打で先制。北海道日本ハム先発の加藤貴之投手から1点を先行した。
バンデンハーク投手は3回以降、走者を背負う場面が見られたが、要所を締める投球術で6回無失点の好投。7回表は高橋純平投手が無失点でつなぎ、1対0のまま試合は8回の攻防へ。
福岡ソフトバンクは8回表、3番手のモイネロ投手が3者凡退に抑えると、9回表は守護神の森唯斗投手が無失点で締め、1対0で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発のバンデンハーク投手が6回3安打8奪三振無失点で2勝目。「持っている球種をすべて使って打者を打ち取ることができたと思います。インコース、アウトコース、高低もしっかりと使うことができました。接戦だからこそ大胆に攻めるところと、丁寧に投げるべきところのメリハリをつけて投げられたのも良かった」と、一軍復帰登板を振り返った。
敗れた北海道日本ハムは、先発した加藤投手が5回4安打5奪三振1失点の力投。後を託された玉井大翔投手、西村天裕投手、石川直也投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだが、打線が応えられなかった。
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