十亀剣が7回0封&増田達至が自己最多29S。完封リレーで埼玉西武が連勝

パ・リーグ インサイト

2019.9.19(木) 20:47

埼玉西武ライオンズ・十亀剣投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・十亀剣投手(C)パーソル パ・リーグTV

 9月19日、メットライフドームにて行われた埼玉西武対北海道日本ハムの今季最終戦は、2対0で埼玉西武が勝利。2試合連続の完封リレーで連勝し、再びマジックを減らした。

 今月すでに10勝と波に乗る埼玉西武が、速攻を見せた。1回裏、秋山翔吾選手と源田壮亮選手の連打で無死1,3塁とすると、3番・森友哉選手が初球打ちでセンター前へタイムリー。わずか5球で、北海道日本ハムの先発・ロドリゲス投手から1点を先取した。

 その後は、埼玉西武先発・十亀剣投手が北海道日本ハムの反撃を抑え込み、打線も6回裏に追加点を挙げる。1死から6番・山川穂高選手が10球粘って四球を選ぶと、続く7番・栗山巧選手が「とにかく後ろにつなぐことだけ考えていました。とにかく、(一塁から生還した)山川! あざーっす!!」と振り返るタイムリーツーベース。2対0とリードを広げた。

 初回から着実にアウトを積み重ねる十亀投手は、7回まで無失点。8回途中からは小川龍也投手、平井克典投手が無失点でつなぎ、そして9回表に登板した抑え・増田達至投手は自身最多の29セーブ目を挙げてゲームセット。埼玉西武と北海道日本ハムとの今季最終戦は、リーグ首位の埼玉西武が2対0で勝利した。

 埼玉西武は2試合連続の完封勝利。順調にマジックを減らした。敗れた北海道日本ハムは先発・ロドリゲス投手が6回2失点と試合を作るも、打線が4安打と振るわなかった。

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