9月11日、メットライフドームで埼玉西武と福岡ソフトバンクの24回戦が行われる。後半戦に入り、猛追を見せる埼玉西武がついに首位福岡ソフトバンクとのゲーム差を0.5とした。今季最大の山場となる2連戦の初戦を制するのはどちらのチームか、見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
埼玉西武→11勝12敗 福岡ソフトバンク→12勝11敗
【埼玉西武】ニール投手 14試合9勝1敗 79.1回 40奪三振、防御率3.40
【福岡ソフトバンク】高橋礼投手 19試合11勝3敗 118.2回 64奪三振、防御率3.11
埼玉西武の先発はニール投手。現在、球団の外国人投手記録となる8連勝中と安定した投球を見せている。持ち前の打たせて取る投球で、自身の連勝を伸ばしチームを今季初の首位へ導けるか。
福岡ソフトバンクは高橋礼投手が先発。今季の埼玉西武戦では、4勝1敗、防御率2.70と、大きく勝ち越している。落とせない一戦でも埼玉西武打線を抑え込み、首位を守りきれるか。
打線では埼玉西武・山川穂高選手と福岡ソフトバンク・デスパイネ選手に注目。山川選手は8月31日の同カードで2本塁打を放つなど、今季の福岡ソフトバンク戦で11本塁打を記録している。デスパイネ選手は埼玉西武戦で打率.343と結果を残している。9月の打率は1割台と不調なだけに、チームの優勝に向け復調のきっかけとなる打撃をみせたい。
文・沼田悟
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