9月7日、佐藤薬品バファローズスタジアムで行われた、オリックスと中日のウエスタン・リーグ公式戦は、オリックスが3対0で勝利。投手5人による完封リレーで、カード勝ち越しを決めた。
オリックスの先発・富山凌雅投手は、序盤3イニングをパーフェクトに抑え、これを打線も援護する。3回裏、中日・吉見一起投手に対して、先頭の根本薫選手が安打を放ち、続く廣澤伸哉選手が犠打を決めると、バッテリー間のミスも絡んで走者3塁に。ここで3番・太田椋選手が犠飛を放って、1点の先制に成功した。
そのまま、富山投手は5イニングを無安打に抑える完璧な投球を見せた。打線も、5回裏、廣澤選手の二塁打でチャンスを作ると、2死から4番・杉本裕太郎選手が、センター前にしぶとく適時打を放つ。序盤5イニングを終え、オリックスがスコアを2対0とした。
そして6回以降、オリックス投手陣が圧巻の継投を披露。6回表を東明大貴投手が3人で終わらせると、続く7回表は澤田圭佑投手が1安打を許すも、危なげなく無失点。続く8回表はベテラン・岸田護投手が3者凡退で、中日打線に立ち入る隙を与えなかった。
さらに8回裏には、杉本選手がバックスクリーンに飛び込む豪快な13号ソロを放ち、勝負あり。3点リードで迎えた9回表は、漆原大晟投手が無失点で締めて21セーブ目。手堅い試合運びを見せたオリックスが、3対0で中日に勝利した。
123456789 計
中 000000000 0
オ 00101001 3
中 ●吉見一起-小熊凌祐-木下雄介-谷元圭介
オ ○富山凌雅-東明大貴-澤田圭佑‐岸田護‐S漆原大晟
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