9月1日、メットライフドームにて行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの首位攻防戦第3ラウンドは、4対1で福岡ソフトバンクが勝利。今カード全敗を阻止し、首位の座を守った。
試合は、終始福岡ソフトバンクのペースだった。まずは3回表、埼玉西武の先発・十亀剣投手から、柳田悠岐選手が特大の7号先制ホームラン。5回表にはグラシアル選手の犠飛で、6回表には松田宣浩選手の26号ソロで追加点を挙げ、3対0と着実にリードする。
投げては先発の武田翔太投手も、埼玉西武打線を6回4安打無失点に抑え込む好投。8回裏、モイネロ投手が森友哉選手にタイムリーを浴びて1点を失うものの、逆転までは許さず。9回表にはデスパイネ選手のタイムリーで加点し、最後は森唯斗投手が3者凡退で締めた。
首位攻防第3ラウンドは、カード負け越しが決まっている福岡ソフトバンクが4対1と意地を見せて、連敗を5でストップさせた。先発の武田投手は「1球1球丁寧に、気持ちを込めて投げました。高谷(裕亮)さんとしっかりコミュニケーションを取りながらうまくバッターを抑えることができました」と手応えを口にした。敗れた埼玉西武は十亀投手が6回途中3失点。打線も1得点に抑え込まれ、首位浮上はならなかった。
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