弓削隼人3勝目、フェルナンド4打点。楽天が4回に一挙6得点でAクラスを死守

パ・リーグ インサイト

2019.8.30(金) 21:26

東北楽天ゴールデンイーグルス・弓削隼人投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・弓削隼人投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月30日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天対北海道日本ハムの一戦は、7対2で楽天が勝利。負ければ4位転落の可能性もあったが、若手の躍動でAクラスを死守した。

 楽天・弓削隼人投手と、北海道日本ハム・北浦竜次投手の投げ合いで始まった試合は、両先発の好投もあり、3回終了まで動かなかった。

 しかし4回裏、楽天打線が北浦投手を捉える。島内宏明選手と浅村栄斗選手が連打を放つと、ブラッシュ選手がバットを折りながらも先制の適時二塁打。さらに銀次選手の内野ゴロとフェルナンド選手の走者一掃の適時二塁打で追加点を挙げ、代わった生田目翼投手からも茂木栄五郎選手が犠飛。この回一挙6得点を奪い、大量リードを握った。

 6回表、北海道日本ハムは、中田翔選手渡邉諒選手、清宮幸太郎選手、横尾俊建選手の4連打で2点を返すが、その裏、フェルナンド選手がこの試合4打点目を挙げるタイムリー。7対2と、楽天優勢のまま試合は終盤に向かった。

 5点をリードする楽天は、7回からハーマン投手、青山浩二投手、安樂智大投手とつなぎ、無失点で北海道日本ハムの反撃を許さず。最後は大田泰示選手を遊飛に打ち取り、そのまま7対2で勝利を収めた。

 楽天先発の弓削投手は6回9安打を浴びながらも、2失点でしのいで3勝目。打ってはフェルナンド選手が2安打4打点の活躍を見せた。敗れた北海道日本ハムは、先発の北浦投手が4回途中6失点で降板。打線も10安打を放ちながら、ことごとくつながらなかった。

文・須之内海

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