鴎の3連勝か首位・鷹の意地か。勝負のカギはチームを引っ張る熱い男たち

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2019.8.25(日) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・種市篤暉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月25日、ZOZOマリンスタジアムでは千葉ロッテと福岡ソフトバンクの第21回戦が行われる。24日の試合は、打線が活気づいた千葉ロッテが快勝し、福岡ソフトバンクから連日の勝利を飾った。千葉ロッテが本拠地で連勝を伸ばすか、それとも福岡ソフトバンクが首位の意地を見せるか。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→14勝6敗 福岡ソフトバンク→6勝14敗

【千葉ロッテ】種市篤暉投手 21試合6勝2敗 82.1回 95奪三振、防御率3.39
【福岡ソフトバンク】武田翔太投手 26試合4勝3敗 62.1回 53奪三振、防御率5.20

 千葉ロッテの先発は種市篤暉投手。8月18日の前回登板では5月30日以来となる黒星を喫しているが、7月以降は先発した試合で常に5回以上を投げ、2失点以内に抑える投球が続いている。この試合でも、持ち前の安定感で試合を作っていきたい。

 対する福岡ソフトバンクは武田翔太投手が先発する。5月10日以来の先発となった前回登板では、楽天を相手に8回3失点の好投を披露し、約4カ月ぶりとなる先発勝利を飾った。中継ぎ起用を経て復調の気配を見せる右腕が、チームを連敗ストップに導くか。

 千葉ロッテ打線の注目は鈴木大地選手だ。福岡ソフトバンク・武田投手に対しては、今季2試合で5打席対戦して4打数3安打、1四球と相性の良さを見せている。また、この試合を前に14本塁打とキャリアハイを更新している鈴木選手だが、日曜日には曜日別最多となる5本塁打を記録。流れを引き寄せる一発で、チームをカード3連勝に導く。

 福岡ソフトバンクからは松田宣浩選手に注目したい。24日の試合でも安打を放っている松田宣選手は、今季ZOZOマリンスタジアムで打率.317の好成績を残している。8月は打率1割台となかなか調子が上がってこないが、好相性の球場で夏の暑さに負けない「熱男」ぶりを発揮したいところだ。

文・成田康史

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