【ファーム】西巻賢二が全打席出塁。藤平尚真も6回2失点の力投で楽天が勝利

パ・リーグ インサイト

2019.8.21(水) 16:46

東北楽天ゴールデンイーグルス・西巻賢二選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・西巻賢二選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月21日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた、楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第17回戦は、5対4で楽天が勝利。埼玉西武との対戦成績を10勝6敗1分とした。

 楽天先発の藤平尚真投手は初回、1死から鈴木将平選手に安打を浴び、盗塁で得点圏に走者を背負ったが、後続を2者連続三振に打ち取り、無失点でしのぐ。以降3回まで3者凡退を続ける上々の立ち上がりを見せた。

 楽天は3回裏、8番・ヒメネス選手、西巻賢二選手の連打で1,3塁とし、1番・小郷裕哉選手の犠飛で1点を先制。4回裏には、岡島豪郎選手、内田靖人選手の連打からチャンスを作ると、押し出しや敵失策などで3点を追加。なおもチャンスの場面で西巻賢二選手にタイムリーが生まれ、5対0と埼玉西武を突き放した。

 対する埼玉西武は5回表、8番・山田遥楓選手が四球を選ぶと、続く牧野翔矢選手の適時二塁打で1点を返上。6回表には鈴木将平選手、山野辺翔選手の連打からチャンスを作り、6番・斉藤彰吾選手の犠飛で2点目。藤平投手をようやく捉え、3点差に詰め寄った。

 逃げ切りを図る楽天は継投策へ入り、7回表を西宮悠介投手、8回表を寺岡寛治投手が、得点圏に走者を背負いながらも無失点でつなぐ。対する埼玉西武は7回裏から登板した中塚駿太投手が2イニングを無失点に抑える好リリーフを見せ、スコアは変わらず最終回へ。

 埼玉西武は9回表、楽天の久保裕也投手を捉えた。1死から鈴木選手、山野辺選手の連打でチャンスを作ると、戸川大輔選手の内野ゴロと、暴投の間に2点を返したが反撃はここまで。最後は川越誠司選手が中飛に倒れ、5対4で試合終了。

 勝利した楽天は、先発の藤平投手が6回5安打8奪三振2失点の力投で6勝目。打線では9番の西巻賢二選手が3安打1四球で全打席出塁の活躍を見せた。敗れた埼玉西武は、先発の相内投手が5.2回8安打4四球5失点と試合を作れず。打線では鈴木選手が4安打と気を吐いたが、あと一歩及ばなかった。

  123456789 計
西 000011002 4
楽 00140000Ⅹ 5

西 ●相内誠-藤田航生-中塚駿太
楽 ○藤平尚真-西宮悠介-寺岡寛治-S久保裕也

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