この日デスパイネに代わって1軍に昇格し「7番・右翼」で初スタメン
■福岡ソフトバンク – 埼玉西武(18日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンクのオスカー・コラス外野手が、プロ初打席初本塁打を放った。18日、本拠地ヤフオクドームで行われた埼玉西武戦。2回の第1打席で右中間スタンドに飛び込む1号ソロを放った。
この日、デスパイネに代わって1軍初昇格を果たしたコラス。いきなり「7番・右翼」でスタメン出場すると、いきなりファンの度肝を抜いた。2回の先頭打者として打席に入ると、埼玉西武先発の十亀が投じた初球、低めのチェンジアップをフルスイングで捉えた。
快音を響かせた打球は右中間へと高々と舞い上がると、右中間スタンドへ。2017年5月に育成選手として入団し、今年7月に支配下に昇格した20歳のキューバ人助っ人。プロ初昇格初打席で初本塁打という離れ業を演じ、二塁手前では右手を掲げてガッツポーズ。衝撃的なデビュー弾に、本拠地もしばらくはどよめきに包まれていた。
プロ初打席初本塁打は2018年9月16日の東京ヤクルト村上宗隆以来、史上65人目。プロ初打席初球本塁打は史上9人目。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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