上位進出へ負けられない両チーム。近藤健介と銀次のヒットメーカー対決に注目

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2019.8.18(日) 09:10

北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・近藤健介選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月18日、札幌ドームでは北海道日本ハムと楽天の第20回戦が行われる。17日の初戦は先発・有原航平投手の好投が光り、北海道日本ハムが勝利をおさめた。本拠地で北海道日本ハムが連勝するか、楽天が意地を見せるか。この一戦の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→10勝9敗 楽天→9勝10敗

【北海道日本ハム】金子弌大投手 20試合4勝6敗 79回 55奪三振、防御率3.65
【楽天】石橋良太投手 22試合5勝6敗 90.1回 53奪三振、防御率3.99

 北海道日本ハムの先発は金子弌大投手。8月13日の前回登板では、先発した吉川光夫投手に代わって、3試合ぶりに中継ぎとして登板し、5イニングを無失点に抑える好投を見せた。さまざまな役割で期待に応えるベテランが、再び先発としてマウンドに上がる。

 対する楽天は石橋良太投手が先発する。8月11日のオリックス戦では、6回2失点と試合を作り、6月20日以来となる5勝目を挙げた。先発転向後初対戦となる北海道日本ハムを相手に、連勝を狙っていきたいところだ。

 北海道日本ハム打線からは、近藤健介選手に注目だ。今季は楽天に対して打率.359の好成績を残すなど相性の良さが光っており、加えて日曜日には.360の高打率を記録している。8月は打率1割台と調子が上がらなかった近藤選手だが、17日の試合ではマルチ安打を放って復調の気配を示しており、この試合も期待がかかる。

 楽天打線では銀次選手に注目したい。今季、札幌ドームでは打率3割を超える好成績を残している銀次選手だが、金子弌大投手との対戦に限ると8打数5安打、打率.625と抜群の相性を誇っている。17日の試合こそ無安打に終わったが、8月は3割台後半を維持する好調ぶり。主将の一打でチームを勝利に導きくことはできるか。

文・成田康史  

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