8月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第16回戦は、投手戦を制したオリックスが2対1で勝利した。先発のアルバース投手は7回88球の省エネ投球で今季2勝目。千葉ロッテの西野勇士投手は先発2連勝とはならなかった。
前日に20得点を挙げたオリックス打線。しかし、今日はややつながりを欠く展開に。2回裏、千葉ロッテの先発・西野勇士投手から4番・ロメロ選手と6番・後藤駿太選手が安打で1,2塁のチャンスを作ると7番・安達了一選手の右前へのポテンヒットで1人が生還し、先制。さらに5回に併殺の間に1点を追加し2点をリードする。
オリックスの先発アルバース投手の前に7回まで3安打無得点に抑え込まれていた千葉ロッテは、8回表にようやく反撃。この回から登板したオリックスの2番手・増井浩俊投手の投じた初球の直球を5番・清田育宏選手が完璧に捉え、1点差に詰め寄るバックスクリーンへの8号ソロを放った。
オリックスは1点差で迎えた9回のマウンドに抑えのディクソン投手を送り込む。先頭の代打・三家和真選手を三振に打ち取るも、連続安打を許し1,2塁のピンチを招く。しかし3番・鈴木大地選手、代打・角中勝也選手を打ち取り2対1で逃げ切った。
勝利したオリックスは先発したアルバース投手が7回被安打3、無失点の好投。4月16日北海道日本ハム戦ぶりの白星を挙げた。千葉ロッテは今季2度目の先発となった西野勇士投手が7回2失点も打線が6安打1得点と沈黙し、勝利とはならなかった。
文・沼田悟
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