8月12日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムのカード最終戦は、6対3で福岡ソフトバンクが勝利。投打を噛み合わせて同一カード3連勝を飾った。
福岡ソフトバンクが初回から試合の流れをつかんだ。先発・和田毅投手が3者連続三振で圧巻の立ち上がりを見せると、1回裏、打線がすぐさま援護。北海道日本ハムの先発・吉川光夫投手から、内川聖一選手が先制タイムリーを放ち、続くデスパイネ選手が28号2ラン。いきなり3点のリードを握る。
5回表、和田投手は横尾俊建選手に反撃の一発を浴びてしまうものの、6回表からつないだ中継ぎ陣が逆転までは許さず。8回裏にはデスパイネ選手に二発目が飛び出し、6対1と北海道日本ハムを大きく突き放した。
9回表、北海道日本ハムは近藤健介選手と中田翔選手のタイムリーで意地を見せるも、流れを取り戻すことはできなかった。試合は6対3で福岡ソフトバンクの勝利。同一カード3連勝を飾り、首位の座を改めて確かなものとした。
先発の和田投手は5回5安打5奪三振1失点。「久しぶりの登板でしたが、先制点を絶対に与えたくなかったので、初回から全力でいきました。今自分にできることはやれたんじゃないかなと思います」とコメントした。敗れた北海道日本ハムは、トンネルを抜け出せず6連敗。2番手の金子弌大投手が5イニングを無失点でつないだが、先発の吉川光投手は2回40球、3失点と、ショートスターターの役割を果たせなかった。
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