佐藤龍世がプロ初ホームラン。埼玉西武が本領発揮で貯金を死守

パ・リーグ インサイト

2019.8.10(土) 20:25

埼玉西武ライオンズ・佐藤龍世選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・佐藤龍世選手(C)パーソル パ・リーグTV

 8月10日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武のカード初戦は、8対3で埼玉西武が勝利。0.5ゲーム差で迎えた4位5位対決を制し、貯金を守った。

 リーグ4位の埼玉西武は、千葉ロッテ先発・二木康太投手に対し、序盤から本領を発揮した。1回表、源田壮亮選手のタイムリーで先制点を奪うと、中村剛也選手のツーベースで2点を追加。打線がつながり、初回に3点のリードを握る。

 直後の1回裏、埼玉西武先発の高橋光成投手は四死球をきっかけに2点を失うが、3回表に源田選手が1号ソロを放つと、4回表には外崎修汰選手に17号ソロ、ルーキー・佐藤龍世選手にプロ初ホームランが飛び出した。佐藤選手は「本当にうれしいです! 起用していただいている監督、コーチに感謝します」と笑顔。得意の一発攻勢で、6対2と千葉ロッテを突き放す。

 5回表にも、中村選手のタイムリーで追加点を挙げた埼玉西武。その裏1点を返されるが、7回表にも犠飛でダメ押しし、5点リードで迎えた9回裏は、平井克典投手が締めて試合終了。8対3で快勝し、5位転落を阻止した。先発の高橋光投手は7回途中5安打6四死球3失点で、「今日は野手の皆さんのおかげです」とコメントした。敗れた千葉ロッテは二木投手が4回6失点。連敗を喫し、貯金生活とはならなかった。

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