8月6日18時から、札幌ドームで北海道日本ハム対オリックスの14回戦が行われる。北海道日本ハムが繰り出す「奇策」を含め、試合の見どころを紹介したい。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→8勝3敗2分　オリックス→3勝8敗2分

【北海道日本ハム】堀瑞輝投手 37試合3勝3敗 46回 47奪三振、防御率4.70
【オリックス】田嶋大樹投手 7試合2勝3敗 36回 34奪三振、防御率2.50

　北海道日本ハムの予告先発は堀瑞輝投手。プロ野球では珍しい中1日、2試合連続の先発マウンドに上がる。2日前の福岡ソフトバンク戦は、1イニングを2奪三振の3者凡退でぴしゃり。投球数は14球だった。2試合連続オープナーの結果はどうなるのか、栗山英樹監督の采配に注目だ。

　打線では渡邉諒選手に注目。8月は4試合に出場し、15打数5安打、打率.333を好調だ。田嶋投手との前回対戦では第1打席に左中間へタイムリーツーベースを放っている。今回も左腕攻略の一打を放ちたい。

　対するオリックスは、田嶋大樹投手が予告先発と発表されている。自身3連敗中の田嶋投手。前回登板の千葉ロッテ戦は5回を投げ、7奪三振2失点で3敗目を喫した。北海道日本ハム戦は今季2度目の登板。初対戦だった7月23日は序盤に失点が重なり、5.2回を5失点。今日の登板では、立ち上がりに注意したいところ。

　打線は5試合連続2桁安打と活発な状態に入っている。吉田正尚選手は、今季の北海道日本ハム戦では打率.319の好成績を残している。札幌ドームではまだ本塁打が出ていないが、好調な今こそ豪快に放り込みたい。