8月3日、京セラドーム大阪にてオリックス対埼玉西武の第17回戦が行われる。前日の試合では「超攻撃型」を銘打つオリックスが9得点を挙げ、埼玉西武を破った。カード勝ち越しへ向けて先発には防御率リーグトップの山本由伸が登板する。埼玉西武はこれを打ち破れるか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
オリックス→6勝10敗 埼玉西武→10勝6敗
【オリックス】山本由伸投手 15試合5勝4敗 109.1回 96奪三振、防御率1.89
【埼玉西武】多和田真三郎投手 11試合1勝5敗 63.2回 36奪三振、防御率5.51
オリックスの先発は山本由伸投手。埼玉西武に対しては2試合に登板しわずか1失点(自責0)で、プロ初完封も記録した。この試合でも実力を遺憾なく発揮し、勝利を挙げられるか。
打線からは安達了一選手に注目。前日の試合では2点タイムリーを放ち、逆転劇の立役者となった。現在7試合連続安打を継続中。最下位に沈むチームをこの「超攻撃型夏の陣」で浮上させるべく、ヒットを積み重ねていきたい。
一方の埼玉西武の先発は、多和田真三郎投手。7月20日に一軍に復帰したものの、思うように結果を残せず、連敗が続いている。昨季最多勝のタイトルを獲ったものの今季はまだ1勝のみ。ここから勝ち星を積み重ねて、序盤の分を取り返したい。
多和田投手を援護したい埼玉西武は森友哉選手に注目だ。前日の試合では5月11日以来の3番に座り、1打席目に本塁打を放つと、満塁で迎えた3打席目には一時逆転のグランドスラムを放った。多和田投手はともに最優秀バッテリー賞をつかんだ相棒。攻守両面からサポートしたい。
文・丹羽海凪
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