【ファーム】アルバースが好投も逆転負け。オリックス再び借金生活へ

パ・リーグ インサイト

2019.7.31(水) 16:20

オリックス・バファローズ アルバース投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ アルバース投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月31日、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われたウエスタン・リーグ公式戦、オリックス対阪神18回戦は、中継ぎ陣が崩れたオリックスが3対4で逆転負け。負け越し1となり、再び借金生活へ突入した。

 オリックスの先発はアルバース投手。腰椎椎間板ヘルニアの治療を終え、復帰後初となる公式戦のマウンドでは、2回まで阪神打線を無安打に抑える上々の立ち上がりを見せる。3回表に島田海吏選手に適時打を打たれ、先制を許すも、その後は安定した投球を続けていく。

 アルバース投手の好投に応えたいオリックス打線は、4回裏に先頭打者・西浦颯大選手の安打からチャンスを拡大。続く太田椋選手の安打、T-岡田選手の四球で満塁とすると、7番・山足達也選手が走者一掃のレフト前適時二塁打を放ち、一挙3得点。逆転に成功する。
 
 アルバース投手は5回、6回も無失点に抑え、結果、6回1失点の好投で後続にマウンドを託す。しかし、2番手・塚原頌平投手が誤算だった。17年オフに右肘を手術して以来、約2年ぶりとなる公式戦のマウンドであったが、7回表は無死満塁とアウトを一つも取ることができず、降板。続く小林慶祐投手も悪い流れを断ち切れず、暴投と被安打で3点を献上し、3対4と逆転を許す。

 その後は阪神の投手陣に抑え込まれ、反撃の糸口を見出せないまま、3対4で試合終了。チームは負け越し1となり、再び借金生活へ。ただ、榊原翼投手の先発ローテーション離脱の状況下で、アルバース投手に目処がついたのは朗報であろう。

  123456789 計
神 001000300 4
オ 000300000 3

神 ○望月惇志-齋藤友貴哉-能見篤史-S福永春吾
オ アルバース-●塚原頌平-小林慶祐-左澤優

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