7月30日、札幌ドームで北海道日本ハムと楽天の第16回戦が行われる。今月は15勝5敗と好調の北海道日本ハムは貯金が9、首位と1.5ゲーム差の2位につけている。対する楽天は貯金1の4位で2連敗中だ。7月最後のカード、その初戦の見どころを紹介しよう。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→8勝7敗 楽天→7勝8敗
【北海道日本ハム】吉川光夫投手 1試合0勝1敗 2.1回 2奪三振、防御率11.57
【楽天】弓削隼人投手 1試合0勝0敗 4.1回 3奪三振、防御率2.08
予告先発は北海道日本ハムが吉川光夫投手、楽天が弓削隼人投手だ。吉川投手は7月4日の埼玉西武戦で今季初先発し、3回途中3失点で黒星を喫した。その後、20日のイースタン横浜DeNA戦に先発し、5回1安打無失点と好投している。札幌のファンの前で移籍後&今季初勝利を挙げられるだろうか。
一方、ルーキー左腕の弓削投手がプロ2試合目の先発マウンドに上がる。初登板初先発となった4月4日の北海道日本ハム戦は勝ち負けつかなかったが、5回途中7安打1失点と粘投。イースタンでは3勝0敗、防御率2.93と好成績なだけに、プロ初白星に期待が高まる。
28日の埼玉西武戦で、9回に同点3ランを放つ活躍を見せた北海道日本ハム・近藤健介選手。今季札幌ドームでは打率.316、左投手からは打率.340の成績で、4月4日の試合では弓削投手から安打を記録している。ルーキー攻略の一打が飛び出すか。
楽天は売り出し中の2年目・山崎剛選手に注目したい。前のカードの千葉ロッテ3連戦では8打数5安打、3犠打を記録。28日にはうれしいプロ初本塁打をレフトスタンドに突き刺した。打って守ってアピールを続け、定位置確保を目指す。
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