上林誠知、デスパイネ、今宮健太が2ラン。福岡ソフトバンクが快勝で連敗脱出

パ・リーグ インサイト

2019.7.28(日) 17:13

福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・上林誠知選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月28日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスのカード最終戦は、9対2で福岡ソフトバンクが圧勝。序盤から猛攻で主導権を握り、福岡ソフトバンクの一方的な展開となった。

 福岡ソフトバンク・ミランダ投手、オリックス・竹安大知投手の先発で始まった一戦は、初回から動きを見せた。1回裏、3番・内川聖一選手の二塁打などで2死2,3塁の好機を作ると、5番・松田宣浩選手が右前へ適時打を放ち、福岡ソフトバンクが2点の先制に成功。

 さらに2回裏、先頭・長谷川勇也選手の安打と犠打などで1死3塁とすると、8番・甲斐拓也選手の内野安打で1点を追加。続く上林誠知選手には左翼席へ飛び込む10号2ランが飛び出し、この回一挙3得点。スコアを5対0とし、オリックスを大きく突き放した。

 3回裏にも福岡ソフトバンク打線が猛威を振るう。先頭・内川選手が2打席連続となる安打で出塁すると、続く4番・デスパイネ選手が右翼席へ「打った瞬間入ると思った」と語る豪快な23号2ランを叩き込み、オリックス・竹安投手をノックアウト。続く4回裏にも2番・今宮健太選手が、テラス席へ飛び込む11号2ランを放ち、2点を追加。4イニング連続得点で福岡ソフトバンクがスコアを9対0とした。

 大量援護を受けた先発のミランダ投手は、6回3安打1四球無失点の好投を披露。7回以降は松田遼馬投手、甲斐野央投手、がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、最終回へ。

 意地を見せたいオリックスは9回表、福岡ソフトバンクの4番手・田浦文丸投手から福田周平選手吉田正尚選手の安打などで無死満塁の好機を作ると、4番・モヤ選手が意地の適時打。続く5番・ロメロ選手の犠飛でさらに1点を追加するも、反撃はここまで。最後は松井佑介選手が併殺に倒れ、試合終了。9対2で福岡ソフトバンクが勝利した。

 連敗を3で食い止めた福岡ソフトバンクは、怒涛の攻撃で首位を堅守。ヤフオクドームで行われる「鷹の祭典2019」最終日を見事白星で飾った。大差で敗れたオリックスは、投打に精彩を欠き、今季2度目のカード全勝とはならなかった。

文・山本理絵

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