【ファーム】福岡ソフトバンク対巨人は1得点でドロー。両投手陣奮闘も……

パ・リーグ インサイト

2019.7.27(土) 21:34

福岡ソフトバンクホークス・中田賢一投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・中田賢一投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月27日、タマホームスタジアム筑後で行われた福岡ソフトバンク対巨人のファーム交流戦初戦は、1対1で引き分けに終わった。両チームの投手陣が好投し、得点は互いに3回に入った1点のみとなった。

 福岡ソフトバンクの先発・中田賢一投手は、丁寧に打ち取るピッチングで持ち味を発揮。3回表に1死満塁のピンチを招き、巨人・山下航汰選手の犠牲フライで1点を失ったものの、それ以外は安定した投球。5回を投げ3安打1失点という内容でマウンドを降りた。

 先制された直後の3回裏、福岡ソフトバンク打線が反撃。1死から2番・三森大貴選手が、巨人の先発・高田萌生投手から二塁打で出塁すると、3番・中村晃選手も四球を選び、1死1,2塁とする。ここで4番・塚田正義選手に適時打が生まれ、すぐさま同点に追い付いた。

 試合が動き始めたと思われたが、その後は両チーム中継ぎ陣が好投。福岡ソフトバンクは6回から、奥村政稔投手、泉圭輔投手、渡辺健史投手、杉山一樹投手というノーヒット継投をつなぎ、9回までを無失点に抑えた。

 3回以降は両者無得点のまま、試合は延長戦に突入。福岡ソフトバンクは、10回表を岡本健投手が無失点に抑えたものの、その裏得点を挙げることはできず、規定により引き分けで試合終了となった。

 福岡ソフトバンク投手陣は、合わせて4安打1失点と巨人打線を抑え込み、三森選手、塚田選手が3安打と気を吐いたが、後続が続かず得点には結び付かなかった。

  12345678910 計
巨 001000000 0 1
ソ 001000000 0 1

巨 高田萌生-鍬原拓也-宮國椋丞-堀岡隼人-野上亮磨
ソ 中田賢一-奥村政稔-泉圭輔-渡辺健史-杉山一樹-岡本健

文・丹羽海凪

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