チームトップの7勝目を懸けて。勝ち頭の二木康太と美馬学の投げ合いに注目

パ・リーグ インサイト

2019.7.26(金) 09:31

千葉ロッテマリーンズ・二木康太投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・二木康太投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月26日、ZOZOマリンスタジアムにて千葉ロッテ対楽天のカード初戦が行われる。7月の状態は決して良いとは言えない両チーム、この一戦は勝ち頭が先発する。勝負の夏、浮上のきっかけをつかむのはどちらになるのか、見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→6勝4敗1分 楽天→4勝6敗1分

【千葉ロッテ】二木康太投手 15試合6勝6敗 95回 89奪三振、防御率3.60
【楽天】美馬学投手 15試合6勝3敗 91回 70奪三振、防御率3.76

 千葉ロッテの先発は、二木康太投手。前回登板の北海道日本ハム戦では5回4失点で負け投手となっているが、楽天に対してはここまで2試合に登板し自責点は1のみと、得意な相手だ。

 二木投手を援護したい千葉ロッテ打線ではレアード選手に注目だ。楽天の先発・美馬投手に対しては、ここまで10打数4安打、うち2本がホームランとなっている。さらに前日の福岡ソフトバンク戦では3試合連続となる第29号を放ち、本塁打王も目の前に見えている。パ・リーグトップの30本に並べるか、期待がかかる。

 楽天の先発は美馬学投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では8回までパーフェクト。9回に1点を失ったものの、完投勝利を挙げ自身4連勝とした。千葉ロッテに対しては防御率6.35と苦しんでいるが、良い状態を維持して克服したいところだ。

 打線からは浅村栄斗選手に注目したい。この7月は打率.186と低迷しているものの、ここ2試合連続で本塁打を放っている。また千葉ロッテは打率.349と得意の相手。これをきっかけに再び状態を上げていきたい。

文・丹羽海凪

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