金子弌大が6回をノーヒットノーラン! 北海道日本ハムがオリックスに快勝

パ・リーグ インサイト

2019.7.23(火) 21:21

北海道日本ハムファイターズ・金子弌大投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・金子弌大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月23日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス対北海道日本ハムの公式戦12回戦は、5対2で北海道日本ハムが勝利した。

 試合は終始北海道日本ハムのペースだった。1回表、オリックス先発・田嶋大樹投手に対し、1死から大田泰示選手が安打で出塁すると、4番・中田翔選手が「速い真っすぐに負けないように、うまくはじき返すことができて良かったです」と語る先制適時二塁打。さらに続く渡邉諒選手も適時二塁打を放つと、2回表には石井一成選手に4号ソロが飛び出し、3対0と試合の主導権を握った。

 中盤の6回表、北海道日本ハムは近藤健介選手の二塁打と、相手の連続失策で2点を追加。そして、頼もしい援護を得た先発・金子弌大投手は、6回まで相手打線をノーヒットに抑える快投を披露し、試合は終盤に突入する。

 ノーヒットノーラン継続中の金子投手を代えて、7回から継投に入った北海道日本ハム。すると7回裏、オリックス打線が意地を見せた。北海道日本ハムの2番手・公文克彦投手から吉田正尚選手がチーム初安打を放つと、モヤ選手が3号2ランを放って3点差とする。しかし反撃はこの2点のみにとどまり、5対2で試合終了。
 
 勝利した北海道日本ハムは先発の金子投手が「初回に味方に2点取ってもらったので、攻める気持ちを持って投げることができました」と語る6回92球、無安打無失点の快投で、古巣・オリックスに付け入る隙を与えなかった。敗れたオリックスは、9回に松井佑介選手の移籍後初安打が飛び出すも、散発4安打と沈黙し、対北海道日本ハムの連敗が3となった。

文・鈴木海斗

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