7月21日、メットライフドームで埼玉西武対オリックスの第15回戦が行われる。前日の試合ではオリックスが埼玉西武打線を抑え込み勝利、カードの勝敗を五分に戻した。カード勝ち越しを懸けたこの一戦を制するのはどちらか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→9勝5敗 オリックス→5勝9敗
【埼玉西武】ニール投手 7試合4勝1敗 36.1回 19奪三振、防御率4.21
【オリックス】荒西祐大投手 8試合1勝1敗 21.1回 19奪三振、防御率4.64
埼玉西武の先発はニール投手だ。4月に一度抹消され、調整を経て6月に一軍復帰してからは3連勝中。オリックス戦は初登板となるが、四死球が少なく、安定したコントロールのいつも通りの投球で連勝を伸ばすことができるか。
ニール投手を援護したい埼玉西武打線では、秋山翔吾選手に注目だ。オリックス戦は打率.377と得意としている。1番打者としてチームに勢いを与える打撃ができるか。
対するオリックスの先発は荒西祐大投手だ。こちらも埼玉西武戦で投げるのは初となる。今季はここまで救援、先発、救援、そしてまた先発と、ルーキーながら幅広い起用に応えてきた。最後に先発した7月3日は2.1回7失点と苦しんだが、再び得た先発機会で挽回したい。
オリックス打線では、福田周平選手に注目だ。20日の試合ではヒットこそなかったものの、四球で出塁し、29試合連続出塁を継続中だ。1番を務める打者として、チームの得点源になりたい。
文・丹羽海凪
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