有原航平が両リーグトップの10勝目で、北海道日本ハムが3連勝

パ・リーグ インサイト

2019.7.17(水) 22:10

北海道日本ハムファイターズ・西川遥輝選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・西川遥輝選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月17日、北九州市民球場で行われた福岡ソフトバンクと北海道日本ハムの第14回戦は、4対0で北海道日本ハムが3連勝。先発の有原航平投手は8回無失点の好投で両リーグトップの10勝目を挙げた。福岡ソフトバンクは今シーズンワーストの4連敗。

 初回から試合が動いた。北海道日本ハムは先頭・西川遥輝選手が福岡ソフトバンクの先発・スアレス投手の高めに浮いた変化球を捉え、ライトへの本塁打を放ち幸先よく先制した。

 中盤に入り、北海道日本ハム打線がつながりを見せる。5回表から登板した福岡ソフトバンクの2番手・加治屋蓮投手を攻め立て1死1,3塁とし、中島卓也選手の適時打で1点を追加。さらに満塁とし、3番手・松田遼馬投手から大田泰示選手の内野安打と近藤健介選手の犠飛で4対0と点差を広げた。

 北海道日本ハムの先発・有原航平投手は6回まで3塁を踏ませぬ安定した投球で、福岡ソフトバンク打線につけ入る隙きを与えず、試合は終盤へ。7回、8回も有原投手が無安打に抑え、9回は抑えの秋吉亮投手が3人で締め試合終了。

 勝利した北海道日本ハムは、先発の有原航平投手が8回114球を投げ、2安打無失点の好投。打線は5安打ながら4得点と効率よく点を奪い援護した。福岡ソフトバンクは先発のスアレス投手が4回1失点の投球をするも、5回から登板した加治屋投手が3失点し、早めの継投が裏目に出た。打線も2安打無得点と沈黙し、デスパイネ選手、内川聖一選手を欠いたことの影響を感じさせた。

文・沼田悟

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