オリックス・山岡泰輔が7回1安打無失点の快投。楽天完封負けで10連敗 

パ・リーグ インサイト

2019.7.8(月) 20:46

オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 山岡泰輔投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月8日、山形市のきらやかスタジアムで行われた楽天とオリックスの3連戦・初戦は、2対0でオリックスが勝利。3投手のリレーで、楽天打線を2安打無得点に抑え込んだ。

 楽天・石橋良太投手とオリックス・山岡泰輔投手の先発で始まった一戦。石橋投手は、各回先頭から安打を浴びて得点圏に走者を背負うも、後続を打ち取る投球。対する山岡投手は3者連続三振の立ち上がりを披露し、両者無失点で2回を終える。

 3回表、オリックスが試合を動かした。先頭の安達了一選手が中安打で出塁すると、悪送球と犠打で好機を広げ、1死3塁とする。ここで大城滉二選手の犠飛で1点の先制に成功。その後、石橋投手は3イニングにわたって追加点を許さなかったが、7回表、オリックスが追撃する。

 1死からモヤ選手が中安打で出塁すると、代走の後藤駿太選手が盗塁に成功して2死2塁に。ここで、宗佑磨選手が値千金のタイムリーを放って追加点。2対0とリードを広げた。宗選手は「山岡さんが頑張って投げていたので、何とかもう1点という気持ちで打ちました。しっかりと自分のやるべきことを打席の中でできて良かったです!」と振り返った。

 完封リレーを狙うオリックスは、8回裏を海田智行投手が無失点で抑えると、9回裏はディクソン投手が締めて試合終了。2対0でオリックスが今カードの頭を取った。
 
 オリックスの先発を務めた山岡投手は、7回1安打7奪三振の好投で6勝目。敗れた楽天の先発・石橋投手は、8回6安打2失点と及第点以上の成績だったが、打線が完全に抑えられて10連敗を喫した。

文・今泉友香

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