北海道日本ハム・有原航平が7回1安打11奪三振無失点の快投。楽天は泥沼7連敗

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2019.7.5(金) 21:41

北海道日本ハムファイターズ・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・有原航平投手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月5日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天と北海道日本ハムの3連戦・初戦は、4対2で北海道日本ハムが勝利。エースの好投を打線が援護し、試合の主導権を譲らなかった。

 楽天・塩見貴洋投手と、北海道日本ハム・有原航平投手が先発を務めたこの試合、序盤は静かな展開となった。塩見投手は初回、連打で得点圏への出塁を許すも後続を断つと、その後2イニングは3者凡退に抑える上々の立ち上がり。一方の有原投手も、各イニングで走者を出しながらも、楽天打線に先制点を許さない。

 4回表、北海道日本ハムの4番が試合を動かした。先頭の近藤健介選手が中安打で出塁すると、続く中田翔選手が、3球目のフォークを左翼スタンド中段へ。主砲の第17号のホームランで、2点の先制に成功した。

 その後は再び両先発が好投を見せたが、北海道日本ハムが追撃を仕掛ける。7回表、石井一成選手のタイムリースリーベースと、石川亮選手のスクイズで追加点を奪い、終盤で4対0とリードを広げた。
 
 8回裏、楽天は公文克彦投手に対して、銀次選手のタイムリーツーベースで1点を返すと、3者連続四球でもう1点を得たが、逆転はならず。勝ち逃げを狙う北海道日本ハムは、9回裏を秋吉亮投手がしっかりと抑え、4対2で試合終了。

 北海道日本ハムの先発・有原投手は、7回1安打11奪三振、無失点という快投で楽天打線を全く寄せ付けず。「序盤は球数が増えてしまい、自分で苦しくしてしまいました。ただ援護をしてもらえたので、7回まで投げることができて良かったです」と振り返った。

 7連敗となった楽天の先発・塩見投手は、7回途中4失点と粘れず。「(4回の中田選手のホームランは)失投です。低めを意識していたのですが、高めに浮いてしまいました。先に点を与えてしまってはダメですね」と悔しさをあらわにした。

文・今泉友香

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