7月3日、福岡ソフトバンクと楽天の第13回戦がヤフオクドームで行われる。前日の試合ではグラシアル選手が6打点の大活躍を見せた福岡ソフトバンクが勝利した。首位攻防3連戦の2戦目、福岡ソフトバンクがカード勝ち越しを決めるか、楽天が食らいつくか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→5勝7敗 楽天→7勝5敗
【福岡ソフトバンク】和田毅投手 3試合1勝1敗 15.1回 9奪三振、防御率4.11
【楽天】岸孝之投手 6試合2勝2敗 37.1回 40奪三振、防御率2.89
福岡ソフトバンクの先発は和田毅投手。前回登板の6月23日の巨人戦では、5回1失点の内容で651日ぶりの白星を手にした。今季の登板は全てセ・パ交流戦であり、パ・リーグ公式戦での登板は初となる。パ・リーグ相手にもベテランらしい投球術を見せ、白星をつかみ取りたい。
対する楽天の先発は岸孝之投手。ここまで自責点は全て3点以下だが、6月16日の試合から自身2連敗を喫している。エースとして福岡ソフトバンク打線を完璧にねじ伏せ、味方の援護を待ちたい。
福岡ソフトバンクの打線で注目したいのは、グラシアル選手。前日の試合では先制の17号3ランを含む6打点の大活躍を見せたほか、右投手に対しての打率は3割5分超、本拠地・ヤフオクドームでの打率も3割半ばと好条件が揃う。岸投手との前回の対戦でも安打を記録しているだけに、岸投手攻略の鍵としての期待がかかる。
岸投手を援護したい楽天打線で注目すべきは、茂木栄五郎選手。前日の試合では試合の流れを変える9号3ランを放っている。さらに、ヤフオクドームでの打率は3割後半とかなりの好相性。今日もその打棒で流れを呼び込み、チームを勝利へ導けるか。
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