北海道日本ハムの連敗は止まるのか? 注目は埼玉西武に好相性の中田翔

パ・リーグ インサイト

2019.7.2(火) 09:30

北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手(C)パーソル パ・リーグTV

 7月2日18時から、札幌ドームでは北海道日本ハムと埼玉西武のカード初戦が行われる。ここまでの対戦成績はまったくの五分と、両チームとも譲らない戦いが続くこのカード。前半戦最後となる対戦で勝ち越すのはどちらになるのか。第1戦の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→6勝6敗 埼玉西武→6勝6敗

【北海道日本ハム】加藤貴之投手 15試合3勝4敗 52回 36奪三振、防御率3.63
【埼玉西武】高橋光成投手 12試7勝4敗 73.1回 57奪三振、防御率3.68

 北海道日本ハムの先発は加藤貴之投手。前回の埼玉西武との対戦は5月24日で、そのときは5回途中5失点と試合を作れなかった。チームの6連敗を止められるか。対する埼玉西武の先発は高橋光成投手投手。監督推薦により「マイナビオールスターゲーム2019」初出場が決定。監督の期待を意気に感じてチームの3連勝に貢献したい。

 北海道日本ハム打線では、中田翔選手に注目だ。埼玉西武相手には、今季対戦カード別で最多の4本塁打を記録しているうえに、打率.333と好成績を残している。福岡ソフトバンクとの3連戦では12打数3安打と振るわなかったが、好相性のカードでその打棒が目覚めるか。

 対する埼玉西武打線からは中村剛也選手に注目したい。6月30日のオリックス戦では、走者一掃の適時二塁打を放って勝利に貢献したが、今季は札幌ドームで3試合、打率.364の好成績を残しており、加えて火曜日には曜日別最多タイとなる4本塁打を記録している。あと2本に迫る400号本塁打を、代名詞の「おかわり」で決めてほしいところだ。

文・成田康史

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