和田毅が651日ぶりの白星。福田秀平の2本塁打で福岡ソフトバンク交流戦優勝

パ・リーグ インサイト

2019.6.23(日) 16:22

福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月23日、東京ドームで行われた巨人対福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦」最終戦は、5対1で福岡ソフトバンクが快勝。初回から主導権を握り、通算8回目の交流戦優勝を決めた。

 福岡ソフトバンクは初回から、巨人のエース・菅野智之投手を攻め立てる。まず、この日1番・二塁で先発出場した福田秀平選手が、5球目のストレートを右翼席へ。「みんな(先発の)和田さんに勝ちをつけてあげたい気持ちなので、もっと援護できるようにどんどんいきたいです」と語る第6号先頭打者アーチで、鮮やかに先制した。

 さらに2四球とグラシアル選手の内野安打で満塁の好機を得ると、松田宣浩選手の安打と敵失、甲斐拓也選手のセーフティスクイズでそれぞれ追加点を挙げ、いきなりスコアを4対0とする。その裏、先発・和田毅投手は巨人打線を3者凡退に抑え、福岡ソフトバンクは序盤から試合の主導権を握った。

 和田投手は4回裏、岡本和真投手からソロを浴びたものの、5回1失点と上々の内容でマウンドを降りる。そして打線は7回表、巨人の5番手・高木京介投手に対して福田選手が本日2本目の本塁打をお見舞いし、5対1とまたも4点リードを握った。

 リードする福岡ソフトバンクは、6回から嘉弥真新也投手・椎野新投手・モイネロ投手が無失点でつなぐと、甲斐野央投手が9回裏を抑えてゲームセット。5対1で勝利し、通算8回目の交流戦優勝を飾った。

 先発した和田投手は、実に651日ぶりの白星。「野手のみなさんが初回から4点も取ってくれたので、全力でとばしていくことができました。5イニングでしたが自分の持ち味は出せたと思います」とコメントした。

文・今泉友香

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE