吉田正尚の今季交流戦初アーチは決勝弾! ディクソンは2セーブ目をマーク

パ・リーグ インサイト

2019.6.21(金) 21:34

オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV
オリックス・バファローズ 吉田正尚選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月21日、マツダスタジアムで行われた広島とオリックスの「日本生命セ・パ交流戦」第1回戦は、5対4でオリックスが勝利。最終回に主砲の目覚めの一発で逆転し、カード初戦を制した。

 先手を取ったのはオリックス。広島先発の山口翔投手の前に初回は3者凡退に終わったが、2回表に4番・ロメロ選手、続く中川圭太選手の連打で1点を先制した。

 しかし直後の2回裏、オリックス先発の山岡泰輔投手がつかまった。守備の乱れで先頭打者に出塁を許すと、安打で3塁へ進塁され犠飛で1失点。続く3回裏には西川龍馬選手に5号2ランを浴び、リードを譲ってしまう。

 オリックスは4回表、安打と四死球で無死満塁の絶好機を得たが、若月健矢選手の併殺の間に挙げた1得点のみと生かしきれず。1点ビハインドで試合は後半へ。

 オリックスは6回表に四球と安打でチャンスを作り、若月選手のタイムリーで同点追い付いたが、6回裏に山岡投手が會澤翼選手にタイムリーを浴び再び勝ち越しを許してしまった。

 これ以上追加点を与えるわけにはいかないオリックスは、7回裏を海田智行投手、8回裏をエップラー投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぐと、9回表に主砲が目覚めた。

 9回表、1死から敵失策で同点の走者を出すと、吉田正尚選手が今季の交流戦第1号となる、逆転の12号2ラン。1点リードの9回裏は新守護神のディクソン投手が3者凡退で締め、5対4で試合終了。

 オリックスは先発した山岡投手が、援護を受けた直後のイニングに失点を重ね、6回4失点(自責3)。後を託されたリリーフ陣は3イニングを無失点でつなぎ逆転勝利に貢献した。

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