福田秀平が決勝満塁弾。福岡ソフトバンクが交流戦首位攻防初戦に逆転勝ち

パ・リーグ インサイト

2019.6.21(金) 21:39

福岡ソフトバンクホークス・福田秀平選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・福田秀平選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月21日、東京ドームで行われた巨人と福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦」第1戦は、8対3で福岡ソフトバンクが逆転勝利。0ゲーム差で迎えた交流戦首位攻防戦の初戦を制した。

 福岡ソフトバンクの先発・千賀滉大投手は、3回裏に先制を許す。5回裏にも一発を浴び、この時点で116球を費やすなど本調子とは言えない投球だった。

 しかし、苦しむエースを援護するため、福岡ソフトバンク打線が突如爆発。6回表、巨人先発・メルセデス選手から、まずは上林誠知選手が5号ソロをかっ飛ばすと、女房役の甲斐拓也選手が執念のタイムリー内野安打を放ち、2対2の同点に追い付く。

 そしてさらに、続く福田秀平選手が代わった森福允彦投手のスライダーを捉え、5号満塁ホームラン。「同期の森福さんとの対戦だったので、楽しみな打席でした」と語る代打の一発でスコアを6対2とし、試合を一気にひっくり返した。

 8回表にも松田宣浩選手の17号2ランで追加点を挙げた福岡ソフトバンク。その裏に1点を返されるものの、大きなリードを守り切って試合終了。早い段階で追いかける展開となったが、試合中盤に猛攻を仕掛けて完全に形成逆転し、大事な交流戦首位攻防戦初戦をものにした。

 先発の千賀投手は6回7安打も、11奪三振2失点。「バランスが悪くて球数も多くなってしまい、リズムの悪い投球になってしまった。後半になって少しずつ感覚が良くなったけど、初回からできなければいけない。野手の皆さんに本当に感謝です」と、エースらしいコメントを残した。

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