埼玉西武山川、10試合ぶり26号にも笑顔なし「手応えない。修正しないと」

Full-Count

2019.6.18(火) 22:56

埼玉西武・山川穂高※写真提供:Full-Count(写真:安藤かなみ)
埼玉西武・山川穂高※写真提供:Full-Count(写真:安藤かなみ)

厳しい内角攻めに苦戦、ここ5試合で4死球「内角を打てない自分が悪い」

■埼玉西武 16-2 中日(交流戦・18日・ナゴヤドーム)

 埼玉西武の山川穂高内野手が、18日の中日戦(ナゴヤドーム)で10試合ぶりとなる26号ソロを放った。

 昨季47本塁打を記録した獅子の4番が、厳しいマークにあっている。この日の第1打席では中日先発・阿知羅の初球のストレートが山川の内角に食い込み、左腕に直撃。それでも、3回に迎えた第2打席では高めに浮いたストレートを捉え、広いナゴヤドームの左中間スタンドに26号ソロを放り込んだ。

 ただ、10試合ぶりの一発にも山川に笑顔はなし。「打てたことはよかった。でも手応えはないです。6打席立って、手応えはあんまりだった。もうちょっと修正しないといけない」と淡々と話した。

 13日の巨人戦(メットライフ)から5試合で実に4つ目の死球。幸い大きな怪我には繋がっていないが、打者として、内角を意識せざるを得ない。16日の東京ヤクルト戦(メットライフ)でも左ヒジに死球を受けたが、試合後には「投手もわざとじゃない。インコースを打てない自分が悪い」と話していた山川。一方で、「踏み込んでいきますよ。ここが正念場なので」と力強く語っていた。

 この日は厳しい内角攻めに苦しみながらもアーチを描き、チームも大量16得点で快勝をおさめた。山川は「バッテリーもまた内を意識させてくると思うし、それを意識しているうちはダメなので。意識しながらどう打つかが大事」と次の戦いを見据えていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

記事提供:Full-Count

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