【ファーム】江村直也が満塁弾。千葉ロッテが最終回の猛攻で首位譲らず

パ・リーグ インサイト

2019.6.18(火) 16:31

千葉ロッテマリーンズ・江村直也選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・江村直也選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月18日、西武第二球場で行われた埼玉西武と千葉ロッテのイースタン・リーグ公式戦、第8回戦は8対4で千葉ロッテが勝利。埼玉西武との対戦成績を6勝1敗1分とした。

 埼玉西武・小石博孝投手、千葉ロッテ・佐々木千隼投手の先発で始まった試合。先制点を挙げたのは埼玉西武だった。

 3回裏、高木渉選手の安打、齊藤誠人選手の二塁打でチャンスを作ると、2死から金子一輝選手が2点タイムリーを放ち、先制に成功。先取点を貰った小石投手は、4回まで危なげない投球で無失点を続けたが、5回表につかまった。

 2点を追う千葉ロッテは5回表、先頭の山口航輝選手が二塁打を放つと、続く松田進選手が2号2ランを放ち、試合を振り出しに戻す。同点で迎えた5回裏は佐々木投手が2四球を与えながらも無失点で切り抜け、6回裏は永野将司投手、7回裏は松永昂大投手が、それぞれ3者凡退に抑える好リリーフを披露した。

 対して、追い付かれた埼玉西武は、7回表を田村伊知郎投手と野田昇吾投手、8回表を武隈祥太投手が無失点でつなぐ。しかし8回裏、打線が千葉ロッテ・阿部和成投手から1死1,2塁の好機を得るものの、代わった成田翔投手の前に得点を挙げられず、同点のまま最終回へ。

 9回表、千葉ロッテが埼玉西武の5番手・大石達也投手を捉えた。1死から茶谷健太選手の安打、山口選手の四球でチャンスを作ると、松田選手のタイムリーで勝ち越しに成功。さらに江村直也選手の2号満塁弾、安田尚憲選手のタイムリーで追加点。打者一巡の猛攻でこの回6得点を挙げた。

 一気に6点リードとした9回裏は、6番手・高野圭佑投手が鈴木将平選手と西川愛也選手にタイムリーを浴びたが、リードは渡さず、8対4で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは、松田選手が2安打3打点、江村選手が満塁弾を放つ活躍を見せた。敗れた埼玉西武は、小石投手が6回8奪三振2失点の力投を見せ、リリーフ陣も好投でつないだが、大石投手が崩れ、大敗を喫した。

  123456789 計
ロ 000020006 8
西 002000002 4

ロ 佐々木千隼-永野将司-松永昂大-阿部和成-○成田翔-高野圭佑
西 小石博孝-田村伊知郎-野田昇吾-武隈祥太-●大石達也-中塚駿太 

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