北海道日本ハム栗山監督「勝たせてあげたかった」巨人に連敗で6カードぶり負け越し

Full-Count 石川加奈子

2019.6.16(日) 18:14

北海道日本ハム・栗山監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
北海道日本ハム・栗山監督※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

初回に菅野から3点を奪うも、その後は7回まで1安打に終わる

■巨人 7-3 北海道日本ハム(交流戦・16日・札幌ドーム)

 北海道日本ハムは16日、本拠地・札幌ドームで巨人に逆転負けを喫して2連敗。6カードぶりにカード負け越しとなった。

 立ち上がりは最高だった。初回に巨人の先発・菅野を攻略。先頭の西川遥輝外野手の中前打と大田泰示外野手の中越え二塁打で先制すると、近藤健介外野手、中田翔内野手も続いて4連打。6番の渡邉諒内野手も適時打を放ち、この回5安打で3点を奪った。

 だが、今季最短の中10日で先発した杉浦稔大投手が巨人打線に早々とつかまった。2回に岡本の左前打を皮切りに5本の安打に暴投と犠飛もあり、この回5点を失った。逆転された後は打線が沈黙。7回まで菅野に1安打に抑えられ、終盤はマシソン、中川の継投で逃げ切られた。

 試合後、栗山英樹監督は「勝ち切ることができなかった。初回、何とかしたいという気持ちがすごく出ていただけに勝たせてあげたかった」と悔しそうに振り返った。7回にはここ3試合欠場していた清宮幸太郎内野手が代打で登場して満員のスタンドから大歓声が沸き起こった。結果は空振り三振だったが、栗山監督は「(体の状態など)いろんなことを確認しながらいっている。大丈夫そう」と本格復帰へのステップを評価した。

 優勝争い中の交流戦も残り6試合。「残りとか交流戦とか関係なく、1試合1試合必死にやるしかないので。一生懸命やります」と、最後は18日からの敵地横浜DeNA戦に目を向けた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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